2024/12/22 17:00

こんにちは。唐突ですが皆さん、ねこの漫画雑誌があるのをご存知ですか?

その名も「ねこぱんち」。B6サイズのちっちゃい本。
全国のコンビニで売っていて、ねこ好き界では有名な雑誌だそう。
そちらにこのたび「ぼくと先輩」が載ります。
何のこっちゃ…?ですよね。

わたしは掲載のお話をいただくまで、ねこの漫画専門の雑誌があるとは存じ上げませんでした。
今回のブログでは同誌と「ぼく先」がいかにつながったのか、少しだけ(収まらない気配アリアリですが)お話を聞いてくだされば幸いです。

まずはみなさま、本年残りわずかとなりましたが、2024年大変おつかれさまでした。
いかがお過ごしでしたか?
わたしは全方位にグルグルと目が回る1年でした。
ざっと書きますと、

1〜3月/ひたすら漫画執筆、制作費の補填(デイトレ)、印刷所の八紘美術さんと密な打ち合わせ、緊張の入稿
4月/ぼく先新刊「水平思考」発売
 (プライベートではパーソナルトレーニング開始、元来筋肉質であると知る。祖先の墓参り等をして修行系陰キャ発動)
5,6月/原画展にトークイベント、書店営業
 (今までになく人と交流する。生来の陽キャ暴走)
7月末/なぞの発熱1週間
 (陰と陽に引き裂かれた結果)
8月頭/編集者M岡氏との再会、ねこ漫画制作へ
9〜12月/ひたすら漫画執筆

Oh〜!!ほんまにつかれたよー!
皆さまお疲れのところごめんなさいね、クドい年間をお見せして!

ポイントは7月末の発熱ですね。たぶんコロナですけど。
ここで風向きが変わった。心の中庸がやってきたのです。
次の展開を落ち着いて受け入れる準備ができていました。
そして8月、少年画報社の編集者から、ねこの漫画を描いてみないかとお誘いいただいたのです。

わたしの担当編集となるM岡さんとは2022年の「コミケ100」で隣同士のブースだった、数奇なご縁があります。
またお会いできる嬉しさから体温がバチバチにアガり、折しも酷暑まっ盛りで、のんきに短パン履いてユルっと出向いたのです。
忘れもしない8月9日、千葉駅ナカの喫茶店でのことでした。

さてここで「ぼくと先輩」が「ねこぱんち」へ出張する要点が(ようやくか)。

コミケ100から2年「ぼく先」は担当編集M岡さんのお心に居残り続けました。
しかし関わりたくても、商業漫画誌の分野からどうアプローチしたらよいか考えあぐね、それでも時折拙著を思い出してくださっていたようです。
そんな折M岡さんに、ご自身が編集長を務める青年誌の他に、いち編集部員として「ねこぱんち」の新規連載作家を開拓する機会が訪れます。

ーM岡さんのお心ー
木村さくらさん、ねこ描けるかも。
ぼく先1巻で描いてるし!(当時「水平思考」未読。)
ふさふさのねこ。それに遠久野さん。
遠久野さんとねこ…いいかも!

さらに運命は可笑しなことをします。
同時期にわたしもふとM岡さんを思い出し、佐倉で原画展を開催する旨ご連絡を差し上げたのでした。

タイミングの妙で「ぼくと先輩の世界で描く猫漫画」の企画は軽やかにスススーっと始動しました。
それはひたすらに「よいものが見たい」作家と編集者による物作りの根源的な気持ちからでした。

縁をつないだものは他でもない「ぼくと先輩」の「本」です。
わたしは作品を本の形にしてよかった。あらためてそう感じました。
出版は不思議を引き寄せると、何かで読みました。
(よいことばかりではありません。作るなりに苦労話は尽きないですが、それはまた別の機会に)
読者の皆さまがあってこそ、わたしは描く人生をつなげていける。その事実を本格的に体感しました。
最新巻「水平思考」で河頭(カズ)が言っているように”凍える誰かをあっためる火を起こす”のは、わたし自身の目的なのです。
「ぼくと先輩」の世界は現実世界と融合し始めた。そう感じます。

今年も大大感謝です、読者さま。
大大大好きです。
近場くん、遠久野さんからも伝えたい。あなたが大切です。
これからもあなたに見て(読んで)ほしくて、わたしたちは漫画を作ります。
作品発表する場がどこであっても、テーマが何だとしても、わたしの漫画はあなたと共有する「ぼくと先輩」の世界です。
これからもどうか応援していてください。

ぼくと先輩の世界観で濃厚に描いたねこ漫画
「濃藍アパートメントの猫」
第1話"窓はあいているよ"
お楽しみになさってください!

【ねこぱんち発売情報】
no.216雪に踊る冬ネコ号
2025年1月22日
全国コンビニお取り扱い店にて発売
(店舗で取寄せやAmazonでもご注文可能)
B6版・約280ページ・748円・少年画報社

余談:ねこぱんちきっかけでわたしが近隣のコンビニを周って店の傾向を分析した珍道中や、M岡氏とコミケ出店ブース隣接のなぜ、わたし流漫画の作りかた、その他諸々を腹を割って話す機会が、来年早々にやってきます!そうです、トークライブ再び!
お相手は個人出版の仲間たち「十七時退勤社」の笠井さん、橋本さんです。
わたしは読者のみなさまとお会いしたいぞ。ぜひ会いに来てくださいね。
2月頭の日曜日に千葉の市川市で開催予定です。
当ブログやXでお知らせしますので、ブックマークやフォローをなさって開催情報をお待ちください! 



🎄メリークリスマス🎄
🎅木村さくら・近場くん・遠久野さんより、読者のあなたさまへ🎅