2024/05/09 14:58

みなさん、こんにちは。「ぼくと先輩 水平思考」お楽しみいただいていますでしょうか。
今巻、わたしが「よく描けた!」と自画自賛しているページがあります。
それはワルツ出版編集部の面々が一堂に会すコマ!
各々が漫画の伝統的表情を見せています。
編集者ひとりひとりのエピソードを語る機会はなかなかないのですが、もちろん各人に細かい情報が詰め込まれています。

今回はその一部をお伝えします。



円堂はるか(えんどうはるか)39歳

ワルツ出版社長・円堂の親類。既婚。夫はゲーム業界にいる。

斜にかまえたサブカル好きの雰囲気だが、担当絵本はおおらかな発育系(いろ、こえ、など)が多い。
美筋マニアで永遠のアイコンは「マイティー・ソー」。
コンプライアンスとか言わないんで、近場と遠久野にひとことください。


 


風輝石曜二(ふきいしようじ)41歳
編集部きってのヒットメイカー。キャラものメディアミックスに長ける。
学年にひとりはいた、あの一年中半袖健康優良児。
おなかの中はおやつでいっぱい、頭のなかは先読み思考でいっぱい。
アニメクリエイター集団「zoozoo」には注目していたが、どうやら近場に先を越されそう?


 


田摩岡涼子(たまおかりょうこ)53歳
編集長。歴40年超の腐女子すなわち一人遊びエリート。怒っても張りつく笑顔がホトケの境地。
「日常に溶け込むコスプレ」を日々実践している。
「水平思考」ではわずか1シーンの登場だったので「何のコス?」なのか解らなかった人のために以下。
キャッツアイの泪姉さんですよね?


 

宝持賢一(ほうもつけんいち)44歳

他社文芸編集部からの転入組。海外文学の再編に強み。
ワルツでは児童文学のシリーズ本を手がける。
両親の商売の都合で、イタリアで生まれ育った。
朗らかでアーバンな雰囲気をかもし出し、女性にとてもモテる。
片付けは苦手、というより毛頭ない。
編集部でひときわ積もっては崩れている机は彼のもの。




 締尾大悟(しめおだいご)45歳

2児の父で、子育てに重きを置きたいと考えていたときに宝持の誘いがあり、他社文芸誌からワルツへ転入。
若輩をからかいながら、のびのび働いている。
ライフ&ワークバランスの考察とコラム執筆やPTAの活動もしている。こどもはふたりとも女の子。
締尾「意外だってんだろ?」

著者注※名前の由来はそう、サッカーファンならお察し!



ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今回はネームっぽい絵でお届けしました。
このように落描きしつつ、登場人物お互いに会話をしてもらって、だんだんと物語は成り立っていきます。


ぼく先ウラ話「ぼくと先輩の地中線」次回もお楽しみに。
そして、もうすぐ書店フェアおよび「水平思考」を中心とした原画展についてお知らせできるはずです。


木村さくら


*「ぼくと先輩」にまつわること、特に新巻「水平思考」についてにブログ書いていきます。題して「ぼくと先輩の地中線」。本の感想やご質問もお待ちしています。CONTACT | 点点とぼくと先輩