2024/04/29 09:23

ぼくと先輩をご愛読いただいているみなさま、ありがとうございます。
当ブログでは「ぼく先」世界のことをちらっと、または著者が見ている世界のことを書いていきます。
 
新巻「水平思考」は発売3週間が経ちました。これまでにない充実の配本が続いています。

かねてよりお取り扱いいただいている書店さまは販売体制揃い踏み。わたしがお会いできる知人方へは直接お渡しにあがっています。

本が渡ってゆく実際のところを体験できるのは、個人出版の最たる喜びでしょう。


さて、今回は「ぼくと先輩」販売中のお店について、ひとことふたことずつ書きます。
大活躍の店主さまたち、魅力的な店舗、あらたな展開、変わらない安心、おいしいご飯なんかもすべて、長らく「ぼく先」を支えてくださっています。
読者みなさまがご興味をもって各店や本のイベントへお出かけくださったら嬉しく思います。

 

(東→西順、リンクはXかインスタです)

 

絵本日和の本棚/千葉佐倉

主宰のS籐さんはこの5月に実店舗「サクラde books」を開店(祝!)。6月は同店舗にて「水平思考」発売フェアと、原画展示も計画中。ぼく先読者みなさまに、ぜひ来ていただきたい。よい仕掛けを考えます。


ビーナイス/東京

各地の本イベントを精力的に飛び回るS田さんの本屋&ひとり出版社。ぼく先はイベントとオンラインで販売していただいている。すぐ在庫僅少になり、ありがたい。屋号はブルーハーツ「人にやさしく」に由来。


/東京若松河田

わたしの親友・ミーサ家族の営む食堂。食堂になぜ漫画、とお客さまに驚かれている。東京いちシンプルでちょうどいい、魚メインの定食を出す。ミーサはわたしのモチベーター。皆さま、都内でのランチは迷わず蕾で。


ひなたブック/大阪箕面

関西時代に大変お世話になったK林さんの古民家書店。とんでもないパワースポットである箕面の滝道にぴょこんと存在していて、水が流れる音とともに心が洗われる。ひなたブック2号店の「京都つるかめ書房」には、わたしの大きな半抽象の絵が掛かっている。


1003/神戸栄町

O村さんの素敵な店。古ビルの一室をラギッドな内装にして、きもちのよいさらっとした本が並ぶ。古き良きすでにあるものと新しい工夫のミックスがなんとも神戸らしい。わたしが長く暮した神戸。遠く離れてもう4年。ふいに寂しくなるときがあるが、「ぼくと先輩」が1003に在ることは大きな安心だ。


Book Café ULM/神戸北

三宮からバスで1時間の押部谷で新店オープン間近のウルムは、わたしの心の実家。かつてウルムは岡本・摂津本山にあった。喫茶店であり本屋であり、ときにイベント会場、近所の寄り合い所の雰囲気すらあった。マスターとママは、わたしの関西の両親。「ウルム2」が開いたら、本を直接届けようと思っていたが、首尾よくご注文くださり、「水平思考」がわたしより先に行くことに。


 

5月、さらに、あらたな販売拠点を探していきます。


わたしにとっての「いい本屋」とは、すべての本屋です。
よくない本屋は無い。本があればそれだけで嬉しい。並んでいる背を見ていたい。本文紙に触っていたい。願わくばページのすき間に住みつきたいと思った者こそ「本の虫」と化し、じぶんで出版するまでに至り、家を紙束だらけにしていくのです…。


話が脱線しましたが、わたしはそのような「虫」目線で魅力的な棚を求めています。

「ここにぼくと先輩も置かれたい」「置いてある画が頭に浮かぶ」これらが重要です。
タイミングにまかせて力まず縁を紡いでいきます。


読者みなさま目線で「ぼく先!ここに来てほしい!」という場所があれば、ぜひお知らせください。
わたしとぼくと先輩が参ります。




木村さくら


*「ぼくと先輩」にまつわること、特に新巻「水平思考」についてにブログ書いていきます。題して「ぼくと先輩の地中線」。本の感想やご質問もお待ちしています。CONTACT | 点点とぼくと先輩