新巻タイトルは「ぼくと先輩 水平思考」です。

今回の本から「〇巻」表記をしません。
以降も巻タイトルが付き、物語は続きではあるものの
「絶対の時系列読み」を読み手に課さないシリーズ本にしていきます。

物語や登場人物については発売後にぽつぽつ語りたいので、
今日は表面的な本の造り（装丁）に着目してお伝えします。

毎回装丁デザインの縛りがなく、収録話に合わせた味付けで表紙を描いていきます。
いま時点ひとつ決めているのは、巻タイトルを手で描くこと。あるいは巻タイトルを絵柄に組み込むこと。
今回の「水平思考」は絵とひと続きの切り抜き文字にしました。

「ぼくと先輩」のメインロゴ（いつものコロンとした字です）はどうなる？
メインロゴを廃するのはダメだと、デザインの視点からも作品に愛着を持ってくださる皆さまからアドバイスをいただきました。今後もわたしが作った「ぼくと先輩」描き文字は使用します。
効果的に、そして柔軟に、ブランドマークとしてみずみずしく活用していきます。

縛りを解きながら、新しいアイデアと今すでにある優秀なものとを混ぜあわせ “ぼく先”は錬成されていきます。

新巻「水平思考」は手に取った段階で作品の進化、成長がわかる物に作り上げます。
そして本を開き、物語へ入っていってほしい。
４月初旬発売です。待っていてください。
 
３月半ばからは当ブログやSNSで“ぼく先”を露わにしていきたいです。何をしようかな。
ともかく今は入稿までぎりぎり。
がんばります！（としか言えない！）
 

木村さくら