2024/03/01 18:08
新しい「ぼくと先輩」を刷って本に仕上げてくださるのは飯田橋の印刷所「八紘美術」です。
今日はわたしと八紘さんの、三つのご縁をお話します。
八紘さんとのご縁、そのきっかけは、
わたしがイラストを担当した「horobooks」刊行物の色校チェックで印刷現場に顔を出していたこと。
もうひとつは地域的な縁。会社所在地は新宿区新小川町で、こちらはわたしの地元のひとつです。
同級生の実家や旧バイト先(トーハン)があり、土地勘バリバリで通いやすい。
(点点リアル活動でわたしとともに都内を散歩しまくっている幼なじみ親友・ミーサの地元でもあります。)
昨年の夏から本格的な打合せを開始。
担当の石田さんにシリーズの雰囲気を把握していただくべく“ぼく先”既巻を進呈しました。
これまでの印刷雰囲気に寄せるのか。紙や表紙の加工は再現するのか。
いいや、わたしの腹は決まっていました!
ぼくと先輩の新巻は新装。本のビジュアルも、本文スミクロのトーンも。
「やり直し」ではないRe、物語は途切れていないけれど「再誕生」を感じるものにしたい。
いや、する。
すると決めれば具体的に動き出すとわたしは知っている。
さて、三つ目のご縁は“ぼく先”が結んでくれました。
既巻をお読みくださった石田さんは
「びっくり~、わたし近場創大くんとおんなじ誕生日ですよ!なんか嬉しい!」
とおっしゃってくださいました。
いや~わたしがびっくりですよ。
(8月6日はミーサの誕生日でもあるのだ。近場に石田さん、ここの地域8/6だらけや!)
偶然に心をほぐされて、制作はぐんと前進しました。
試作印刷を見ながら制作にかかること約半年。
描き上げた紙原稿の束を持って、八紘さんへ向かうのは一週間後の3月8日です。
木村さくら